慢性腎臓病(CKD)の進行を食い止めるために

慢性腎臓病とは,検査で明らかになっている腎障害が3ヶ月以上持続する場合とされています。糖尿病性腎症,慢性糸球体腎炎,腎硬化症はCKDの主たる疾患で,生活習慣の改善を基礎として早期に治療介入することで腎機能増悪の予防はもとより,心血管合併症の発生を軽減する可能性もあると考えられております。組織診断が必要な患者様については腎生検を他の医療機関にお願いし,また腎性貧血や骨ミネラル代謝異常の管理指導,CKDの急性増悪の予防指導,栄養指導など,専門医の観点からCKDの診療を提供していきます。

腎不全の患者様へ

腎不全の患者様については当クリニックで血液透析導入を図ります。専門的治療を必要とする合併症を有する場合の血液透析や,腹膜透析(PD)の導入,腎移植については芳賀赤十字病院,自治医科大学病院、獨協医科大学病院等と連携をとりながら診療を行います。一人でも多くの患者様の慢性腎臓病の進行を食い止めること、また透析を必要とする方には安心できる透析医療を提供できることを目標としております。

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